岐阜県多治見市の整形外科/腰痛・ひざの痛み・足の痛み・坐骨神経痛・スポーツ障害・椎間板ヘルニア・骨粗しょう症

うすい整形外科
USUI ORTHOPEDIC SURGERY
医療法人 けんこう うすい整形外科
岐阜県多治見市滝呂町12-214-1
TEL 0572-43-3600
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スポーツ障害
Sports disorders
スポーツ外傷、障害
骨折や脱臼、靭帯、筋肉損傷などのスポーツ外傷の患者様は受傷後早期に受診されるので早急に対処できます。
しかし、スポーツ障害といわれる徐々に起きる故障では、症状が出現してすぐに来院される人は少なく、練習への参加が不可能になった時点で来院されるケースが多いのが実情です。
スポーツ障害は、ここに大きな問題があり、来院された時には障害の程度がひどくなっており、スポーツを断念しなければいけないケースもあります。

そのような事態を減らすには、障害の予防と早期発見、早期治療が重要です。
早期に故障の徴候を発見すれば、短期間の治療ですぐにもとのレベルに復帰できます。また、場合によっては、練習方法の改善のみで故障を防ぐことができます。
しかし、重大な故障に発展してからでは、長期間の治療が必要となったり、将来の選手生命や、あるいは日常生活にすら支障が生じかねません。

不幸な事態を少しでも減らせるよう、当院では、スポーツ障害の早期発見、診断、治療、予防に注力しています。


当院では
当院では、スポーツ外傷、障害の予防、治療を目的としたスポーツ外来にも力を入れています。
一般の整形外科疾患の治療と比べて、このスポーツ外傷、障害の治療には、各スポーツの特性や障害についての幅広い知識が必要とされます。当院では、スポーツ医による診療を実施しています。

扱うスポーツ種目は多岐にわたり、野球、サッカー、バレーボール、ラグビー、ハンドボール、バスケットボール、ゴルフ、柔道、器械体操、水泳、モータースポーツなど幅広く診療にあたっています。


故障との戦い
スポーツをやっていると、ともすれば、目先の試合での勝利、あるいはレギュラーになることに固執し、スポーツ本来の目的である健全な肉体と健全な精神を養うことを忘れがちです。
痛いのを我慢して練習し、あるいは無理を圧して試合に出場し、そのために取り返しのつかない障害が残ってしまっては健全な精神を育むことはできません。また、将来プロフェショナルを目指しているのであれば尚更、故障を残さないことが大切です。

スポーツの世界は上に行くほど故障との戦いです。多くのプロが、スキルの不足ではなく、故障が元で成績が上がらなかったり、一線から退いていく事実に気づいている人はどれほどいるでしょうか。

スポーツ障害
オスグット病

症状・経過

小学高学年から中学の発育期のスポーツ少年のお皿の下の骨(脛骨粗面)が徐々に出てきて、痛みを生じてくるものをいいます。
スポーツで、特に飛んだり、跳ねたり、またボールを蹴る動作の繰り返しにより生じてきます。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。成長期に特徴的な痛みです。診断は上記症状とレントゲン検査で判ります。

原因・病態

大腿(太もも)の前の筋肉(大腿四頭筋)が(お皿を介して)つながる脛骨の付着部の骨端軟骨の剥離です。この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期で、膝を伸ばす力の繰り返しによりこの成長軟骨部が剥離するために生じます。

治療

成長期の一過性の病気です。この時期はスポーツを控えましょう。症状を強くさせないためには、大腿四頭筋を伸ばすストレッチングや痛いところのアイスマッサージなどを行い、痛みが強いときのみ、薬を飲んだり湿布をします。

スポーツ復帰

痛くなければしてもかまいませんが、この時期3〜6ヶ月はスポーツをすると症状が強くなるので、スポーツ前後にストレッチングやアイスマッサージ、ベルトの装着などをした上でのスポーツになります。

捻挫のおこりかた

バスケットボールやバレーボールで、ジャンプの着地で誤って人の足の上にのってしまったり、サッカーやラグビーで、グラウンドのくぼみや芝生に足をとられて、足首を捻ってしまうことがあります。足首の捻挫は、スポーツでおこる最も多い「けが」のひとつです。

捻挫の分類

捻挫とは、関節を支持している靱帯がいたむことです。靱帯のいたむ程度によって、捻挫の程度を三つに分けています。1度の捻挫は、靱帯が伸びる、2度の捻挫は、靱帯の一部が切れる、3度の捻挫は、靱帯が完全に切れると定義されています。

捻挫の症状

足首の捻挫は、多くは足首を内側に捻っておこります。そのため、足首の外側の靱帯がいたみます。外くるぶしの前や下に痛みがあり、腫れがみられます。また外くるぶしの前や下を押さえると、痛みがあります。

捻挫の治療

1度と2度の捻挫では、R.I.C.E.処置を行います。3度の捻挫ではR.I.C.E.処置をおこないさらに2〜3週間の固定をすることがあります。また稀に、手術をおこなうときもあります。

スポーツ復帰までのリハビリテーション

リハビリテーションをきちんとおこなわないでスポーツに復帰しますと、捻挫を繰り返したり、足首に痛みなどの後遺症を残すことがあります。リハビリテーションは三つの段階にわけられます。

第一段階は、捻挫をした直後の時期で、それ以上はひどくならないようにR.I.C.E.処置をおこないます。
第二段階は、捻挫してかたくなった足首を柔らかくし、動きをよくすることと、足首の周囲の筋肉を鍛え、衰えた筋肉の力を取り戻すことが必要です。
第三段階は、バランスをとる練習をします。さらに、ジョギングやダッシュ、ストップ、サイドキックなどの実践練習もおこなって、スポーツに復帰します。

 
スポーツ外傷の応急処置(RICE処置)

スポーツ外傷とスポーツ障害

「スポーツ外傷」とは、スポーツ活動中、身体に一回の大きな力が加わることによっておこる「ケガ」です。一方、「スポーツ障害」とは、繰り返すスポーツ動作で身体の特定部位が酷使されことによっておこる「故障」です。「スポーツ障害」は別名、「使いすぎ症候群」と呼ばれます。

 

応急処置とは

スポーツ現場で「ケガ」がおこったときに、病院や診療所にかかるまでの間、損傷部位の障害を最小限にとどめるためにおこなう方法を「応急処置(RICE処置)」といいます。この応急処置を適切におこなえば、早期にスポーツ復帰を果たすことができます。しかし応急処置をしなかったり、不適切な処置をおこなうと復帰までに時間がかかります。
しかし、右表のような「ケガ」では、すぐには救急車やドクターを呼び、むやみに動かさないようにしましょう。

 

RICE処置

応急処置の基本は、RICE処置です。RICEとは、rest(安静)、ice(冷却)、compression(圧迫)、elevation(挙上)の四つの処置の頭文字を並べたものです。RICE処置は捻挫や肉ばなれなどの四肢の「ケガ」でおこないます。

・Rest
損傷部位の腫脹(はれ)や血管・神経の損傷を防ぐことが目的です。副子やテーピングにて、損傷部位を固定します。

・Ice
二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫脹を抑えることが目的です。ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却します。15〜20分冷却したら(患部の感覚がなくなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。これを繰り返します。(1〜3日)

・Compression
患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。スポンジやテーピングパッドを腫脹が予想される部位にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫ぎみに固定します。

・Elevation
腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。損傷部位を心臓より高くあげるようにします。

腰椎分離症

症状・経過

腰椎分離症は、スポーツを活発におこなっている10歳代前半の伸び盛りの青少年にはじめは運動時の腰痛という形で出ます。運動の時には腰が痛いけれども、普段はなんともないといった程度で、運動を続けていくことも可能です。背中をそらす動作で腰痛が増すのが特徴で、しばしば前かがみも制限されます。

原因・病態

腰椎の後ろ半分は「椎弓」といってリング状の構造をしています。そのリングの斜め後方は細く弱い部分で、背中をそらす動作やジャンプからの着地のような動作で力がかかります。そういう動作が繰り返されると骨にひび(疲労骨折)が入ってきます。すべての人が分離症になるわけではなく、体質的な要因もあります。一番下の腰椎(第5腰椎)に好発します。

治療

分離症の起こり始めの段階では、骨の「ひび」はまだ治ります。まず、原因となったスポーツ、運動を休止させることが第一で、加えてコルセットで腰を固定し「ひび」の部位に力がかからないようにします。ただ、骨の「ひび」が入って時間がたったものは骨が再びつくことは期待できません。痛みのコントロールが治療の目標となります。痛みに対しては痛み止めを使ったりもしますが、筋のバランスをとるために腹筋訓練や背筋、大腿部の筋のストレッチングも重要です。

スポーツ復帰

骨がつく見込みがあるかどうかはレントゲン検査やCT検査などで判断します。つく見込みがある場合は少々長いですが、6ヶ月くらいまでは骨をつける努力をします。その間はスポーツ活動を休止します。骨のつく見込みのなくなった分離症は強い痛みがおさまり次第、さきの治療で腰痛をコントロールしながらスポーツに復帰することになりますが、詳しくは専門医の指示に従って下さい。成人の腰椎分離症の多くは無症状で、一生腰痛に悩まされるわけでもありません。

疲労骨折

疲労骨折とは

疲労骨折とは、1回の大きな力による通常の骨折とは異なり、骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって、骨にひびがはいったり、ひびが進んで完全な骨折に至った状態をいいます。
スポーツ選手では短期的に集中的なトレーニングを行ったときに起こることが多いです。

発生要因

選手自身の技術、体力の問題

スポーツ障害
  1. 筋力の不足
  2. アンバランスな筋力
  3. 未熟な技術
  4. 体の柔軟性不足

など

練習、環境の問題

  1. オーバートレーニング
  2. 選手の体力、技術に合わない練習
  3. 不適切な靴
  4. 固すぎたり、柔らかすぎる練習場

など

診断と治療

明らかな外傷が無く、慢性的な痛みがあるとき疲労骨折を疑います。
まずX線写真をとり、骨折の有無を確認しますが、わからない場合も多く、そのときは経過をみて数週間後に再度X線写真をとるか、MRI検査や骨シンチグラフィーの検査をします。
多くの場合、局所を安静にすることで治りますが、時に手術が必要な場合があります。

再発予防

発生要因を検討し、普段から過度のトレーンニングを避け、コンディションを整えておくことが大切です。

アキレス腱断裂

病態

アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。
腱の退行性変性(いわゆる老化現象)が基盤にあると考えられています。
30〜50歳のスポーツ愛好家に多く、レクリエーション中の受傷が多いのが特徴です。
バレーボール、テニス、バドミントン、ソフトボールなどでの受傷が多くみられます。

スポーツ障害

発症

受傷時には、『ふくらはぎを棒でたたかれた』とか『後ろからボールが当たった』、などと感じることが多く、腱が断裂した時の音(バチッとかパンとか)を自覚していることもあります。
受傷直後は踏ん張ることができずに転倒したり、しゃがみこんだりしますが、比較的痛みは軽く、しばらくすると歩行可能となることも少なくありません。
しかし、歩行が可能な場合でもつま先立ちはできなくなります。

診断

アキレス腱断裂部に皮下の陥凹(へこみ)を触れ、同部に圧痛がみられます。 うつ伏せで膝を直角に曲げた状態でふくらはぎを強くつまむと、正常では足関節は底屈しますが(Thompsonテスト)、アキレス腱が断裂するとこの底屈がみられなくなることが特徴です。
ほとんどの場合、通常のレントゲン検査では異常を認めません。

治療

治療は、断裂したアキレス腱を直接縫合する手術治療と、手術を行わずにギプスや装具を用いて腱の修復をめざす保存治療があります。
それぞれに長所、短所があるので、担当医とよく相談して治療法を決めることが大切です。

スポーツ復帰

治療開始後4ヶ月程で軽い運動は可能となりますが、全力でのスポーツ活動ができるのには短くても6ヶ月はかかります。特に最初の3ヶ月程はアキレス腱に過度の負荷がかかると再び腱が断裂する危険が大きいので注意が必要です。スポーツを再開する時には運動前に入念なストレッチを行い、6ヶ月までは瞬発力を伴う動作は控えるようにしましょう。

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